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麺を打ったりスープを炊いたり……と、ラーメンを自作するのはなかなか難易度が高いですが、最近はインスタント麺や冷凍麺がなかなかハイクオリティです。またインスタント麺でも本格的なものも多いですので、そういったものを利用しつつトッピングだけは自作してみるなんていかがでしょうか?作って冷蔵庫に忍ばせてさえおけば、ラーメン以外にもチャーシュー丼やチャーハンの具材、おつまみにもピッタリです!
材料を準備しよう
トッピングはスーパーやコンビニでも手軽に手に入る他、最近はお持ち帰りや通販、デリバリーを始めたラーメン店も多く、本格的なものも買うこともできます。もちろんそういったものを利用しておうちラーメンを楽しむのも良いのですが、ちょっぴり手間をかけて作った自作トッピングは絶品です。
今回私はSEIYUでこちらを購入してきました。

- 豚肩ロース ブロック 540グラム
- 長ネギ
- 卵
- ピリ辛メンマ
もうこれさえあればトッピングは十分です。今回メンマは出来合いのものを買ってきましたのでそのまま使用します。その他、調味料は自宅にあるものを使います。それぞれの材料は各項目をご確認ください。
味玉を作ろう
チャーシューと味玉を同時に作る場合、味玉用の卵を先に茹でることをオススメします。というのも、茹で卵の殻を剥く際は卵が冷えた状態で剥くときれいに剥きやすいため、先に茹でて冷ましておいたほうが効率が良いからです。茹で卵の作り方は調べるといろいろな情報が出てくると思いますのでこちらで詳細は割愛しますが、お好みの茹で加減より少し黄身が柔らかめになるくらいを目指して作っていただくと良いかと思います。
味玉の材料
- 卵 …… お好きなだけ
- めんつゆor白だし …… 適量
- 酢 …… 適量(茹でるとき用)
- 水 …… 適量(茹でるとき用・漬けるとき用)
茹で卵の作り方
茹でる卵の個数やお使いの調理機器によっても茹で時間は変わってくるかと思いますが、私はいつも5〜10個の茹で卵であれば、次の方法で茹で卵を作ります。
- 鍋のお湯の量は全ての卵にかぶるくらい。沸騰してからお酢を少々(この小鍋で大1くらい)入れ、割れないように注意しながら常温の卵を鍋に入れます。
- 黄身が中央に行くように卵を静かに転がしながら茹でます。通常の茹で卵であればそのまま7分、味玉の場合は6分茹でます。
- 時間になったらすぐに流水で冷やし粗熱を取り、冷蔵庫で冷やします。


卵を漬ける




チャーシューを作ろう
ラーメン店のチャーシューって美味しいですよね。店によって個性豊かなチャーシューですが、「あそこのチャーシューは美味しい」なんて評判の店もあるくらいで”それなりのもの”作るとなれば色んな種類のスパイスや調味料を加えて手間隙かけて作る必要があります。ここでは、あくまでもラーメン店のチャーシュー最高ゥゥ!っていうのが大前提として、簡単にそれなりのチャーシューを作る!を目標としています。
チャーシューの材料
- 豚ブロック肉 …… 500〜600グラム程度
- チューブにんにく …… 大さじ1
- チューブしょうが …… 大さじ1
- こいくちしょうゆ …… 150cc
- 水 …… 150cc
- ねぎ …… 少々
※今回は肩ロースだけどなんでもOK。脂身が多いとちょっと難しい。
※にんにく・しょうがは生のものでもOK。量は調整してください。
肉の部位についての小話
肩ロースは脂身が少なくさっぱりしたチャーシューになり、煮崩れしにくいので初心者でも作りやすいためオススメです。肩ロースを使っているお店が最も多いんじゃないかと思います。もも肉も扱いやすいと思います。
肩ロースの次に、バラ肉を使ったチャーシューを扱うお店も多いと思います。脂身が多い扁平な部位ですから、それがまん丸になるようにたこ糸で縛って作ります。もちろん無理やり丸めているので、縛りが甘いと火を入れている時に肉が縮み、開いてきてしまったりしますのであまり初心者向きではありません。既にタコ糸で巻かれて販売されているものもありますのでそういうものを使ってみるのも良いかもしれませんが、火を通した後に紐を切る際に身を傷つけやすいというのも難点ですwただ肩ロースでチャーシューを作った煮汁をラーメンのカエシ(タレ)にできるというメリットもあるため、本格的にスープまで作りたいぞ!という方はチャレンジしてみるのも良いかもしれません。
ヒレ肉やスネ肉はあまり使わないのですが、作れないことはないです。ただ固くパサパサになりやすいので倍の時間かけて煮るなどして工夫してみてください。
チャーシューを煮る


ネギを切る(おまけ)
火を通している間、暇になってしまうので卵の殻を剥いたりネギを切るなどしましょう。ネギは青い側から刻んで行き、根元側は白髪ネギにしておきます。予め刻んでおくといつでも料理に使えるので楽ちんですね。


チャーシューを切り分ける
所定の時間の煮込みが完了したチャーシューは、そのまま粗熱が取れるくらいまで放置します。(30分〜1時間程度)


端の部分などきれいにスライスするのが難しそうな部分については細切れにしてしまい、チャーシュー丼にしたりチャーハンの具材として利用できます。


以上でチャーシューも完成!煮汁は砂糖を加えて少し煮詰めてチャーシュー丼のタレとして使用したり、チャーハンの味付けに使ったり、またラーメンのカエシ(タレ)としてもあっさり味を楽しめます。
2日後の味が染みた状態のものはこちら
こちらがそれぞれ時間を置いて味が染みた状態のもので、おつまみ盛りを作ってみました。
チャーシューは表面をバーナーであぶって軽く焦げ目をつけていますが、漬け込んだことでしっとりとした味に。味玉はほんのり色づきあっさり褐色肌になっているのがおわかりいただけるかと思います。
実食!


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