日清 チリトマトヌードル
//カロリー 354kcal
//食塩相当量 4g
以前は朝ごはんを食べるという習慣があったのだけれど、生活が変われば習慣も変わる。
朝起きた瞬間から胃が辛い。
(年のせいとは言わないで)
そういえばトマト、最近食べてないな。
幼少期より、トマトが好きすぎてコメの代わりにトマトを食し、物心ついた頃には私のために母がトマト農家から直接卸して来ていたくらいにトマト好きなんですが、実家を出て1人での生活を始めるとトマト農家に仕入れに行くなんて無理ゲー。母の偉大さよ。
部屋の隅に積み上げられたカップ麺の山から、「トマトートマトー」と寝起きアラサーのガラガラ声で呼びかけながら選んだのはこちら。
もうこの形状このロゴこのレイアウト、安心感しか得られない。
カップ麺の類はあまり食べないんです。でもこの日清のカップヌードルシリーズは比較的よく食べる方です。比較的。
蓋をめくればフリーズドライのトマトとやっぱり謎肉。普通のヌードルとは異なります。鶏?
味付きミンチってなんだろう、気にしたら負けです。
お湯を入れて3分。
キューブ上のコロコロしたトマトと謎肉が可愛いです。インスタ映えを目論む女子のハートも鷲掴み。可愛いもの食べて可愛い~って言っている私可愛い。
味はモチのロンの日清カップヌードルシリーズ。カップラーメン、カップヌードルという枠の中で戦う姿勢がブレません。
インスタントから遠ざかろうと背伸びして逆に「すごく本物に近いけどインスタントさが残る」ってことが皆無。
まず、麺が「インスタントとは別のジャンル、カップヌードルの麺そのもの」であり、トッピングも「謎は謎のまま」である。
しかしながらスープがすごい。
程よい酸味、程よい甘み。トマトをフリーズドライで使用する際のメリットを完璧に心得ている。
フリーズドライにすると、トマトそのものから出汁が取れるくらいに旨みがぎゅっと凝縮されるので、変に魚介や動物のコクを加える必要が無い。
しかし、トマト本来の酸味や甘味を引き出すためにほんのり鼻に抜ける程度の旨みを動物の力をほんのちょっと借りて加えるだけで、まるで本格イタリアンにも劣らない繊細なハーモニーが味わえるようになる。ただしその組み合わせ、バランスがなかなか難しい。
…と、適当にそれっぽいことを言ってみたけどシンプルに美味しいんだよこれ。
カロリーはそこそこある。
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