こんにちは、いっちゃんです。
久しぶりにインスタントラーメンのレビューです。最近うちの近所のスーパーでは袋入り即席麺のほとんどが売り切れていて、中〜高価格帯の小袋のものだけがちらほらと購入できる状態なのですが、みなさんのお家の近くはどうですか?今回はそんなインスタントラーメンが入手困難な中で手に入れた、寿がきやの『即席スガキヤラーメン』を食べたのでレビューします。
名古屋のソウルフードとも言われる「スガキヤラーメン」ですが、私は大人になるまでそれを知りませんでした。20代前半で1年間だけ名古屋で生活をしたことがあるのですが、おめめクリクリのキャラクターが特徴的なスガキヤというお店はラーメン一杯330円とかなりリーズナブルなお値段で独特なとんこつベーススープのラーメンが味わえる他、美味しいソフトクリームのメニューもあり「コスパ飯を求めている時」や「ちょっとアイスが食べたい時」に何度か利用したら、「スガキヤラーメン食べたいな」と中毒症状がしばしば出るようなカラダになってしまいました。
名古屋で生活していた時、スーパーの中のテナントや、図書館・大学など結構いろいろなところで店を目にしましたが、東京でいうところの日高屋を、大学生協に寄せた感じがします。ではさっそく調理して食べていきましょう。
パッケージ
スガキヤを知っている人なら「あ!スガキヤラーメンだ!」と一瞬でわかる、わかりやすいパッケージ。お値段は税込148円でした。近所のスーパーでは安いものだと小袋一食40円程度のものから取り扱っていることを考えると、ややお高めではありますが、小袋全体で見ると平均的なお値段。パッケージには女の子のキャラクターも描かれています。
うちの近所のスーパーでは、他の商品に比べてかなり売れ残ってしまっていたスガキヤラーメン。おそらく関東では馴染みがありませんから、なかなか手を出しにくいということもあったのでしょう。
裏面上部にはアレルギー物質とおすすめ具材、作り方が記載されています。
栄養成分表示
- カロリー:350kcal
- 食塩相当量:5.8g
塩分多めですね。それではパケオンして調理を進めていきます。
調理してみる
まずはパッケージを開けます。
プラスチックの容器に丁寧にノンフライの麺、そしてその下に液体スープとかくし味の小袋が隠れていました。
本家のトッピングは小さくて薄く、丸い可愛いチャーシュー、メンマ、ネギですが、+50円で玉子入ラーメンになります。
引用:スガキヤ公式サイト(スガキコシステムズ株式会社)メニューページ
これに倣って、家にある具材と温泉卵を使ってトッピングしていこうと思います。
そろそろ量が少なくなってきたので仕込みをしなければ‥‥。
500mlの水を沸騰させ、麺をほぐしながら茹でていきます。
結構お湯を吸うので気をつけてください。
3分ほど茹でたら、付属の小袋調味料を溶かし入れます。
かなりそれっぽいゾ!!!
小袋の液体スープをちょっと舐めてみましたが、しっかりコクのあるとんこつタレと言った感じでそれ単体ではスガキヤラーメンっぽさがなんだか薄く、どうやら粉末のスパイスのような「かくし味」を入れることでそれが完成するようにできているようです。
実食
どんぶり器に盛り完成した家スガキヤラーメンはこちら。
相変わらず家のどんぶり器が小ぶりなためか具材のインパクトを感じますが、温泉卵がとろりと食欲をそそるような盛り付けになりました。チャーシューがしっかりしているからか本家よりも見た目が豪華なのは否めません。
少しとろみがかった白濁したスープを一口含めば、「あ、これスガキヤラーメンだ」と”あの味”を知っている人なら、懐かしさの渦に取り込まれるのではないかというほどの再現度。
少し縮れたノンフライ麺は、その技術の高さに驚くくらいに生麺のような食感。思わず「あなた、インスタントラーメンなの?」と麺に向かって問いかけてしまいそうです。
分量をしっかり測ってパッケージ記載の通りに調理しましたが、少し塩見を強く感じました。そういえば基本的に名古屋飯ってしょっぱいものだったため、そういうもんだと思えばそういうもんなのかもしれません。全体的な感想として、スガキヤラーメンをかなり忠実に再現できているけれど、具材が豪華なおかげか本家よりも「ラーメン」になってしまっているという点がマイナスポイント?でした。あのチープな味が良いんだよ、あのお財布に優しい感じのおばちゃんがグデって茹でたあの味が楽しみたいんだよ!って気持ち、きっと本家を知る方ならわかってくれるはず‥‥。
スガキヤの公式サイトを見ると、店舗も多くが休業をしているようです。店には行けないけどスガキヤラーメンが食べたい!という方だけでなく、何かしらの理由で名古屋が恋しいラーメニスタの方、ぜひおうちで「あの味」試してみてはいかがでしょうか。
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